[GHR]ジオンは本当に負けたのか?

意外と知らない人が多数派であるという事実には驚きました(苦笑)
で、ジオンは負けたのか?答えは「否」です。
ソロモン戦には負けましたが、戦争自体は「引き分け」でした。
一般にジオンが敗戦国で、連邦が勝ったと思っている方が多いのですが、実のところ「ア・バオア・クーは陥落していない」のです。
ましてや「勝ちの余勢を駆って本国に攻め込む」などという兵力は連邦の何処を探してもありませんでした。連邦は投入できる全兵力をソロモン戦からつづく一連の作戦に投入していたのです(予備兵力や防衛戦力は攻撃戦力としては数えられないため)。
戦術戦略大図鑑(MSVで初出の情報を塗り替えてしまった諸悪の根源と私は忌み嫌っています。ただし数字のみですがw<嫌いなのは)における数字は後世の捏造だろ!と言いたくなるほど「桁が一つ違う」ので、数字は信用なりません(苦笑)
MSVの記述にあるとおり「戦力はほぼ拮抗、艦隊兵力は連邦が上、モビルスーツ兵力はジオンが上」であるのです。
そして、ア・バオア・クーでは双方とも消耗戦を行っています。
実はア・バオア・クー戦そのものが「ギレンの思惑に連邦が乗せられた結果」でしかありません。
あそこでキシリアがギレンを抹殺しなければ、恐らく、本国からの増援とグラナダからの増援が間に合い、劣勢を覆すことが可能であるというのがギレンの肚だったと推測できるからです。
レビル、ティアンムなき連合艦隊はまさに烏合の衆であり、ダグラス・ベーダー中将などのような武断派によって戦闘状態に引きずられた…というのが実際に近いものだといえるでしょう。
実際、この戦いはソロモン戦よりも連邦の兵力は少なく、実際、ジオンの方が兵力が上であるという計算が成り立っています。
では、なぜ、ア・バオア・クーは陥落寸前までいったのでしょう?
簡単です。キシリアがギレンを殺したからです。
この際に、司令部の動きが止まり、キシリアの采配をトワニング准将が認めるまでの間「空白の時間」が流れたからです。
この空白の時間は劣勢にある連邦軍にとって起死回生のタイミングでした。
この絶妙なタイミングで連邦軍の艦艇はア・バオア・クーに上陸することに成功しました。
これを受けて、キシリアは脱出を決意、ア・バオア・クー司令部に、脱出後15分したら降伏するように指示しています。
0079年12月31日
12時05分、キシリア・ザビ、翻意したシャアに射殺される。
12時30分には、戦闘の影響により、ミサイル工場から火災が発生。気の供給が停止して指揮系統が完全に麻痺した他、空調設備も働かなくなり、要塞としての機能に致命的な影響が。 この頃、ア・バオア・クー防衛司令部から戦闘中の各艦艇に、指揮系統の機能停止と今後の自由行動を指示する命令が下った模様(IGLOOなど)。
18時00分、ア・バオア・クーでの戦闘が続く中、ジオン公国のダルシア・バハロ首相は、デギン公王から生前に受けていた内密の依頼によってジオン公国を共和制に移行し、サイド6を通じて地球連邦政府へ終戦協定の締結を打診した。連邦政府はこれを受諾。停戦。(※グレートデギンでの和平交渉の以前から、この用意がなされていたと考えられます。つまりデギンは和平交渉で、戦争責任をザビ家がとることで、戦争終結とジオン独立を得ることを考えていたと言えます。)
つまり、戦争継続している中、ジオン共和国政府と地球連邦政府の間に停戦が成立し、地球連邦軍はコンペイトウ鎮守府に撤退しています。
ちなみに「TV版ではどちらが勝ったとは言っていない」というのが正解で、終わり方は「終戦協定が結ばれた」とだけ言っています。つまり、この戦いに勝利者はいないのです。→故に「0083」のオープニングで「勝利者などいない〜♪」というのはとても正しいのです。
戦後、ア・バオア・クーはジオン共和国が管理しており、ティターンズに徴発されるまでは、採掘資源衛星として使用されていました。
グラナダ条約(終戦協定)では
・戦争責任の不追求
・賠償請求権の放棄
・独立の承認
・相互撤兵の確認
・交戦権の永久放棄(地球連邦政府とジオン共和国の間での不戦条約)
が盛り込まれてたと考えられます。
とある本(*1)のみ「連邦への再帰属」を挙げていますが、他のどんな資料にもそんな記述はなく、逆にMSVなどで「独立」と書かれており、戦勝国はジオンであったのではないか?と言えます。
もし、本当に再帰属していたのだとしたら、サイド3は独自の軍隊を所有することはできません(サイド駐留艦隊は原則として、各サイド政庁の指揮下におかれるが、地球連邦宇宙軍所属であり正規軍である)。ところが、ジオン共和国は軍隊を持っており、政治取引の関係で、連邦政府の内乱に参戦させられています。
それと、もう一つ証左があります。
自国内のサイドにはあれだけ横暴なティターンズがジオン共和国に対してのみ「政治折衝をしている」という設定。つまりこれは「外国だったから政治折衝をした」のではないでしょうか。
逆に言えば、ジオン共和国と連邦政府は同盟国であり、国際協調を行っています(このため、UC0100に、独立の意味がなくなったため、自治権を放棄し、地球連邦に再帰属します)。
ちなみにZZでハマーンがダカールに侵攻した理由を「割譲」であると解説している資料がありますが、上記の理由から「割譲」ではなく「革命承認」を喉元に剣を突きつけて取り付けた…といったところです。
いくらサイド3を武力制圧したとしても、地球連邦政府が承認せず、傀儡政権を打ち立てくるとアクシズは不利です。ですから、先ずは電撃作戦でダカールを制圧、ダブリンにコロニー落としを行って恫喝、アクシズ革命を承認させたということです。
各サイドに艦隊を派遣している理由は、領宙侵犯ではないのか?という指摘もありますが、実際、サイドは「半ば独立している」のです。自衛権が与えられていないと言っても、上記の通り、サイド駐留艦隊は原則として、サイド政庁の指揮下にあり、サイド自治政府軍といってもおかしくありません。サイド駐留艦隊と地球軌道艦隊(こちらが宇宙軍の主力)は別組織であり、徐々に自衛権の委譲をしている最中であると考えられます。(のち、コロニー戦国時代がくることはその委譲がサイドからコロニー単位に自衛権の獲得が広がっていることを意味します)
つまり、半ば独立しているサイドに働きかけジオン公国に協力を約束させることによって、ジオン公国を「承認させている」訳ですね。
古来国家が独立した時や政権が交替すると、外交特使を派遣する訳ですが、それと同じだと思う訳です。そこで、ジオン公国に協力を要請することで「事実上の宇宙の支配」を目論んだのがアクシズではないでしょうか?
…と話がそれましたねw
つまり、一年戦争とは「ジオンが初志を果たした戦争」であったと言えます。
(*1)講談社/ガンダム事典
なおこの本のみ「ア・バオア・クーが陥落した」としている。
この点からみてもこの本を全面的に信用することはできない。
実はア・バオア・クー戦そのものが「ギレンの思惑に連邦が乗せられた結果」でしかありません。
あそこでキシリアがギレンを抹殺しなければ、恐らく、本国からの増援とグラナダからの増援が間に合い、劣勢を覆すことが可能であるというのがギレンの肚だったと推測できるからです。
レビル、ティアンムなき連合艦隊はまさに烏合の衆であり、ダグラス・ベーダー中将などのような武断派によって戦闘状態に引きずられた…というのが実際に近いものだといえるでしょう。
実際、この戦いはソロモン戦よりも連邦の兵力は少なく、実際、ジオンの方が兵力が上であるという計算が成り立っています。
では、なぜ、ア・バオア・クーは陥落寸前までいったのでしょう?
簡単です。キシリアがギレンを殺したからです。
この際に、司令部の動きが止まり、キシリアの采配をトワニング准将が認めるまでの間「空白の時間」が流れたからです。
この空白の時間は劣勢にある連邦軍にとって起死回生のタイミングでした。
この絶妙なタイミングで連邦軍の艦艇はア・バオア・クーに上陸することに成功しました。
これを受けて、キシリアは脱出を決意、ア・バオア・クー司令部に、脱出後15分したら降伏するように指示しています。
0079年12月31日
12時05分、キシリア・ザビ、翻意したシャアに射殺される。
12時30分には、戦闘の影響により、ミサイル工場から火災が発生。気の供給が停止して指揮系統が完全に麻痺した他、空調設備も働かなくなり、要塞としての機能に致命的な影響が。 この頃、ア・バオア・クー防衛司令部から戦闘中の各艦艇に、指揮系統の機能停止と今後の自由行動を指示する命令が下った模様(IGLOOなど)。
18時00分、ア・バオア・クーでの戦闘が続く中、ジオン公国のダルシア・バハロ首相は、デギン公王から生前に受けていた内密の依頼によってジオン公国を共和制に移行し、サイド6を通じて地球連邦政府へ終戦協定の締結を打診した。連邦政府はこれを受諾。停戦。(※グレートデギンでの和平交渉の以前から、この用意がなされていたと考えられます。つまりデギンは和平交渉で、戦争責任をザビ家がとることで、戦争終結とジオン独立を得ることを考えていたと言えます。)
つまり、戦争継続している中、ジオン共和国政府と地球連邦政府の間に停戦が成立し、地球連邦軍はコンペイトウ鎮守府に撤退しています。
ちなみに「TV版ではどちらが勝ったとは言っていない」というのが正解で、終わり方は「終戦協定が結ばれた」とだけ言っています。つまり、この戦いに勝利者はいないのです。→故に「0083」のオープニングで「勝利者などいない〜♪」というのはとても正しいのです。
戦後、ア・バオア・クーはジオン共和国が管理しており、ティターンズに徴発されるまでは、採掘資源衛星として使用されていました。
グラナダ条約(終戦協定)では
・戦争責任の不追求
・賠償請求権の放棄
・独立の承認
・相互撤兵の確認
・交戦権の永久放棄(地球連邦政府とジオン共和国の間での不戦条約)
が盛り込まれてたと考えられます。
とある本(*1)のみ「連邦への再帰属」を挙げていますが、他のどんな資料にもそんな記述はなく、逆にMSVなどで「独立」と書かれており、戦勝国はジオンであったのではないか?と言えます。
もし、本当に再帰属していたのだとしたら、サイド3は独自の軍隊を所有することはできません(サイド駐留艦隊は原則として、各サイド政庁の指揮下におかれるが、地球連邦宇宙軍所属であり正規軍である)。ところが、ジオン共和国は軍隊を持っており、政治取引の関係で、連邦政府の内乱に参戦させられています。
それと、もう一つ証左があります。
自国内のサイドにはあれだけ横暴なティターンズがジオン共和国に対してのみ「政治折衝をしている」という設定。つまりこれは「外国だったから政治折衝をした」のではないでしょうか。
逆に言えば、ジオン共和国と連邦政府は同盟国であり、国際協調を行っています(このため、UC0100に、独立の意味がなくなったため、自治権を放棄し、地球連邦に再帰属します)。
ちなみにZZでハマーンがダカールに侵攻した理由を「割譲」であると解説している資料がありますが、上記の理由から「割譲」ではなく「革命承認」を喉元に剣を突きつけて取り付けた…といったところです。
いくらサイド3を武力制圧したとしても、地球連邦政府が承認せず、傀儡政権を打ち立てくるとアクシズは不利です。ですから、先ずは電撃作戦でダカールを制圧、ダブリンにコロニー落としを行って恫喝、アクシズ革命を承認させたということです。
各サイドに艦隊を派遣している理由は、領宙侵犯ではないのか?という指摘もありますが、実際、サイドは「半ば独立している」のです。自衛権が与えられていないと言っても、上記の通り、サイド駐留艦隊は原則として、サイド政庁の指揮下にあり、サイド自治政府軍といってもおかしくありません。サイド駐留艦隊と地球軌道艦隊(こちらが宇宙軍の主力)は別組織であり、徐々に自衛権の委譲をしている最中であると考えられます。(のち、コロニー戦国時代がくることはその委譲がサイドからコロニー単位に自衛権の獲得が広がっていることを意味します)
つまり、半ば独立しているサイドに働きかけジオン公国に協力を約束させることによって、ジオン公国を「承認させている」訳ですね。
古来国家が独立した時や政権が交替すると、外交特使を派遣する訳ですが、それと同じだと思う訳です。そこで、ジオン公国に協力を要請することで「事実上の宇宙の支配」を目論んだのがアクシズではないでしょうか?
…と話がそれましたねw
つまり、一年戦争とは「ジオンが初志を果たした戦争」であったと言えます。
(*1)講談社/ガンダム事典
なおこの本のみ「ア・バオア・クーが陥落した」としている。
この点からみてもこの本を全面的に信用することはできない。

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テーマ : 機動戦士ガンダムシリーズ - ジャンル : アニメ・コミック
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