[GHR]連邦政府という国家

宇宙世紀の地球連邦政府は「国際連合をベースに国家統合を武力によって行った人類初の惑星国家」であるというのに異論のある方は少ないでしょう。
では、この国家の首都が何処にあったのか?ということを考えていくと、単純に国際連合があった場所、すなわちニューヨーク市にあったと考えてよいと思われます。のちに、一年戦争のコロニー落としとジオン公国軍の地球侵攻作戦によって遷都をせまられ、アフリカのダカールに移動したと考えることができます。
国際連合の国際連合平和維持軍が非常備軍であったのに対し、地球連邦軍は常備軍とされ、各国の軍隊が吸収されたもので、この辺りの考察は一年戦争史に詳しい。アメリカ合衆国を中心とした国連平和維持軍と同様、アメリカ軍主導で行われたこの統合は、規格、兵装、言語の統一を英語基準としたと考えられ、国際単位系で表記が統一されることとなったと考えられます。
公用語は、国連公用語に定められている英語、フランス語、中国語、ロシア語と、その他世界で広く用いられているスペイン語、アラビア語の6言語であると考えられますが、軍隊に限って言えば、英語による単一公用語であると考えられます。
地球連邦政府と地球連邦軍の密接な関係は、実際の所、地球統一への道のりが欧米主体に行われ、尚かつ、武力を背景としたものであったことに因が在る様です。つまり、政治的にはパックス・アメリカーナの拡大路線であった=パックス・ヨーロピアーナであったと考えられるのです。基本的に欧米化の著しかった日本や、EUとしてほぼ単一国家となっていたヨーロッパ諸国を除き、アジア各国やイスラム圏は反発しており、統一後も地域紛争が絶えなかったことが指摘されています。これは宇宙世紀元年(UC0001)に〈ラプラス事件〉として表面化します。
これは穏健派の領袖であったリカルド・マーセナス初代地球連邦政府首相がテロによって地球連邦政府官庁である島一号コロニー〈ラプラス〉ごと爆破された事件(機動戦士ガンダムユニコーン)でこの当時はまだ、旧国家群が国家としての体裁を残していたとされています。
しかし、分離主義国家や反対派組織を支援する国家は、この事件を機に「武力による統一」の対象となっていきます。軍や新しく組閣された政府首脳部は「リメンバー・ラプラス」を掲げて報復措置を採りました。組閣された政府首脳はこれまでの穏健派から様変わりし、強硬派が主流となっていたこともこれに関係するでしょう。
また、当然ながら、軍部の支持は基本的に強硬派にあったと考えられ、軍部は政府への影響力を増したと考えられます。
この状況はUC0022の「地球上の紛争消滅」宣言まで続き、武力介入によって地球連邦の国家的基盤を揺るぎ無い物とし、宇宙世紀へと移行した世界は地球連邦の統一政府の下によって統べられるというパラダイムシフトを推進したと考えられます。
この中で、旧国家群は解体され、地域毎に「州」としてまとめられ、地方自治体レベルへと権限を縮小することになったと考えられます。地球連邦政府は地球連邦軍という唯一の軍組織を背景に強引な単一国家統制を行い、強制的な移民を開始しました。
UC0022までは、募集型の宇宙移民であったと考えられますが、それ以後は、紛争地域を中心に宇宙強制移民政策を実施し、人口調整を図っていきます。
このことは、地球上での紛争後遺症を単に宇宙に放り出しただけの未解決であったと考えられます。これもアースノイドとスペースノイドの軋轢の原因であったと言われています。
また、軍関係者は主に欧米諸国が中心であったため、アジア、イスラム諸国を中心に移民が進められたとも考えられます。移民は非常に官僚的に進められ、地域間などの配慮などはなく、対立国家が同一コロニーに配されるなど呉越同舟的なコロニーなども存在した様です。
UC0027にフォン・ブラウン市が完成するとコロニー建設はラッシュを迎え、サイド1〈ザーン〉、サイド2〈ハッテ〉の増築が終了。UC0035にはサイド3の建設が開始されます。グラナダ市はサイド3の建設に関与していたことが指摘されていますので、この頃までには完成していたでしょう。
UC0041にはコロニー建設を更に加速させるべく、小惑星ユノーを地球圏に移動させ、UC0045には月軌道上に固定します。既にサイド6までの建設が開始されていたと考えられ、地球連邦政府は宇宙移民計画の休止を決定します。<この辺りで、ユノーだけでなく、ソロモンなども移設されていたと考えられ、ユノー(ルナツー)が月軌道、ソロモン(ルナスリー)がL4、ペズン(ルナフォー)がL2、フィフスルナがL5宙域に配されたのではないでしょうか?>
これは、残留居住者の数が20億人程度になるという予想が立ったためと考えられ、これをもって、地球から宇宙を支配する体制づくりに地球連邦政府が変化していく兆候であると考えられます。官僚の腐敗と特権意識の拡大です。
UC0040年代は、エレズムの発生とコントリズムの提唱が行われた時代で、これが、地球連邦政府と地球居住者を刺激し、植民地支配体制へ加速させたという考え方(オレら連邦愚連隊第二巻参照)もあります。
地球居住者も地球連邦政府もエレズムやコントリズムに対する思想や理念を持つことができず、地球至上主義という反コントリズムにまとまるしかなく、結果としてそれが経済統制や課税政策となって、サイドからの経済搾取を行うことで地球の財政を成立させるということになった訳です。
確かに地球から宇宙へと輸送するより、サイド間や月との通商の方が経済コストが安く、地球製品は競争力がない状態になっていることもありました。しかし、これはある意味当然のことであり、エレズムは「地球は誰も住まない聖地にするべきである」という思想であり、関税を不当なものとしてしか捉えなかったという部分もあります。
しかし、地球連邦政府としては、宇宙移民に掛かった超過費用を回収する目的もあり、課税政策としてそれを行ったと考えることもできます。移民者本人に移民費用を課すことができない以上、経済上でそれを負担させることが必要だった訳です。
しかし、これは、「地球に残留する者がいなければ特別不必要なものだ」と考える人の方が遥かに多かった訳です。
地球連邦政府は「ラプラス事件のようなことを考えると政府が宇宙空間にあることは望ましくない」とし、地球の維持に陸海空の三軍は必要であるとしたため、政府関係者と軍関係者およびその施設または家族のための施設で働く者の残留を認め、これらは約20億人程度であったとされます(UC0050時点)。
UC0052にサイド6までの入植が終了すると、宇宙移民計画は完全に休止します。新たなサイド建設もなくなりました。計画自体はサイド7があり、そのためにユノーをL3へ移動させルナツーとした訳ですが、計画自体はすでに凍結されていました。
これは穏健派の領袖であったリカルド・マーセナス初代地球連邦政府首相がテロによって地球連邦政府官庁である島一号コロニー〈ラプラス〉ごと爆破された事件(機動戦士ガンダムユニコーン)でこの当時はまだ、旧国家群が国家としての体裁を残していたとされています。
しかし、分離主義国家や反対派組織を支援する国家は、この事件を機に「武力による統一」の対象となっていきます。軍や新しく組閣された政府首脳部は「リメンバー・ラプラス」を掲げて報復措置を採りました。組閣された政府首脳はこれまでの穏健派から様変わりし、強硬派が主流となっていたこともこれに関係するでしょう。
また、当然ながら、軍部の支持は基本的に強硬派にあったと考えられ、軍部は政府への影響力を増したと考えられます。
この状況はUC0022の「地球上の紛争消滅」宣言まで続き、武力介入によって地球連邦の国家的基盤を揺るぎ無い物とし、宇宙世紀へと移行した世界は地球連邦の統一政府の下によって統べられるというパラダイムシフトを推進したと考えられます。
この中で、旧国家群は解体され、地域毎に「州」としてまとめられ、地方自治体レベルへと権限を縮小することになったと考えられます。地球連邦政府は地球連邦軍という唯一の軍組織を背景に強引な単一国家統制を行い、強制的な移民を開始しました。
UC0022までは、募集型の宇宙移民であったと考えられますが、それ以後は、紛争地域を中心に宇宙強制移民政策を実施し、人口調整を図っていきます。
このことは、地球上での紛争後遺症を単に宇宙に放り出しただけの未解決であったと考えられます。これもアースノイドとスペースノイドの軋轢の原因であったと言われています。
また、軍関係者は主に欧米諸国が中心であったため、アジア、イスラム諸国を中心に移民が進められたとも考えられます。移民は非常に官僚的に進められ、地域間などの配慮などはなく、対立国家が同一コロニーに配されるなど呉越同舟的なコロニーなども存在した様です。
UC0027にフォン・ブラウン市が完成するとコロニー建設はラッシュを迎え、サイド1〈ザーン〉、サイド2〈ハッテ〉の増築が終了。UC0035にはサイド3の建設が開始されます。グラナダ市はサイド3の建設に関与していたことが指摘されていますので、この頃までには完成していたでしょう。
UC0041にはコロニー建設を更に加速させるべく、小惑星ユノーを地球圏に移動させ、UC0045には月軌道上に固定します。既にサイド6までの建設が開始されていたと考えられ、地球連邦政府は宇宙移民計画の休止を決定します。<この辺りで、ユノーだけでなく、ソロモンなども移設されていたと考えられ、ユノー(ルナツー)が月軌道、ソロモン(ルナスリー)がL4、ペズン(ルナフォー)がL2、フィフスルナがL5宙域に配されたのではないでしょうか?>
これは、残留居住者の数が20億人程度になるという予想が立ったためと考えられ、これをもって、地球から宇宙を支配する体制づくりに地球連邦政府が変化していく兆候であると考えられます。官僚の腐敗と特権意識の拡大です。
UC0040年代は、エレズムの発生とコントリズムの提唱が行われた時代で、これが、地球連邦政府と地球居住者を刺激し、植民地支配体制へ加速させたという考え方(オレら連邦愚連隊第二巻参照)もあります。
地球居住者も地球連邦政府もエレズムやコントリズムに対する思想や理念を持つことができず、地球至上主義という反コントリズムにまとまるしかなく、結果としてそれが経済統制や課税政策となって、サイドからの経済搾取を行うことで地球の財政を成立させるということになった訳です。
確かに地球から宇宙へと輸送するより、サイド間や月との通商の方が経済コストが安く、地球製品は競争力がない状態になっていることもありました。しかし、これはある意味当然のことであり、エレズムは「地球は誰も住まない聖地にするべきである」という思想であり、関税を不当なものとしてしか捉えなかったという部分もあります。
しかし、地球連邦政府としては、宇宙移民に掛かった超過費用を回収する目的もあり、課税政策としてそれを行ったと考えることもできます。移民者本人に移民費用を課すことができない以上、経済上でそれを負担させることが必要だった訳です。
しかし、これは、「地球に残留する者がいなければ特別不必要なものだ」と考える人の方が遥かに多かった訳です。
地球連邦政府は「ラプラス事件のようなことを考えると政府が宇宙空間にあることは望ましくない」とし、地球の維持に陸海空の三軍は必要であるとしたため、政府関係者と軍関係者およびその施設または家族のための施設で働く者の残留を認め、これらは約20億人程度であったとされます(UC0050時点)。
UC0052にサイド6までの入植が終了すると、宇宙移民計画は完全に休止します。新たなサイド建設もなくなりました。計画自体はサイド7があり、そのためにユノーをL3へ移動させルナツーとした訳ですが、計画自体はすでに凍結されていました。

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テーマ : 機動戦士ガンダムシリーズ - ジャンル : アニメ・コミック
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